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2008年3月

Mac OS X Leopard上に作る快適なRuby on Rails開発環境

Developing Rails Applications on Mac OS X Leopardという記事がありました。Leopard上でRuby on Rails 2.0を使った開発を行うためのチュートリアルです。今後、以下の内容が順次公開されるようです。

  1. Xcode 3.0を使ってRESTfulなRailsアプリケーションを開発する方法
  2. AJAXとiPhoneインタフェースのサポート
  3. バージョン管理とCapistranoを使ったLeopardサーバへのデプロイ

現時点(2008.3.7)では「1.Xcode 3.0を使ってRESTfulなRailsアプリケーションを開発する方法」が公開されています。

恥ずかしながらXcodeをRailsの開発に使えることを知らなかったので、Leopard上に開発環境を構築する上で非常に参考になりました。せっかくなので簡単にまとめておきます。

関連プログラムのインストール

$ sudo gem update --system
$ sudo gem install rails
$ sudo gem update rake
$ sudo gem update sqlite3-ruby
現時点でインストールされるRailsは2.0.2です。チュートリアルも2.0.2をベースに書かれています。

Leopardではデフォルトでインストールされているgemは/System/Library/Frameworks/Ruby.framework/Versions/1.8/usr/lib/ruby/gems/1.8に、新しくインストールするgemは/Library/Ruby/Gems/1.8へ格納されます。

Xcodeのインストール

XcodeはApple Developer Connectionに登録しないとダウンロードできず少し面倒ですが、CreativeStyle - Mac OS X(Leopard)にXcodeをインストールなどを参考にXcode 3.0をインストールしてください。

XcodeにRailsのプロジェクトを登録する

ここでは、対象となるRailsのプロジェクト名を記事に倣いexpensesとします。ターミナルから以下のようにしてプロジェクトを作成します。

$ rails expenses
すると、expensesというディレクトリ配下にファイルが作成されます。

Railsで開発する場合、expenses配下のファイルへ頻繁にアクセスすることになります。このため、ここへのアクセスのしやすさはとても重要ですが、Xcodeのオーガナイザを使えば容易にアクセス可能になります。expensesをオーガナイザへ登録してみましょう。

  1. Xcodeを起動しメニューからウィンドウ > オーガナイザを選択すると、中身が空のオーガナイザウィンドゥが開きます
  2. ファインダからexpensesディレクトリ(Railsのプロジェクトディレクトリ) をオーガナイザウィンドゥへドラッグ
  3. 先頭の参画をクリックするとexpensesディレクトリ配下の一覧が表示されます
  4. app/controllersディレクトリを開きapplication.rbを選択
  5. 画面下の四角のアイコンをクリックするとテキストエディタペインが現われます(以下がその画面イメージです) 200803070700
Xcodeのテキストエディタはシンタクスカラーリングやコードの折り畳みをサポートしているなど、なかなか高機能です。

オーガナイザからscript/serverを起動する

Railsではscript/serverでサーバ起動することができますが、ターミナルからコマンド入力せずにオーガナイザから起動するように設定できます。

  1. ディレクトリツリー先頭のexpensesを選択
  2. ツールバーの「実行」をクリックすると以下のウインドゥが開きます 200803070814-1
  3. 「+」アイコンをクリックし「新規シェルスクリプト」を選択。リストに追加された「シェルスクリプト」をダブルクリックして「サーバの起動」に変更
  4. ディレクトリツリーでexpensesを選択していることを確認し、右側の「ディレクトリ選択」ドロップダウンリストから「最上位のオーガナイザ項目」を選択
  5. 「コマンド」のフィールドへ「script/server」を入力し、「引数」のフィールドを空に。この時点の画面はこんな感じです 200803070833
  6. 「OK」ボタンをクリックし保存
  7. オーガナイザウィンドゥに戻り「実行」ボタンを押し、先程作成した「サーバの起動」スクリプトを実行します 200803070836
  8. 確認のためWebブラウザでhttp://localhost:3000/へアクセスすると、デフォルトのトップページが表示されました。 200803070842

オーガナイザからRakeタスクを実行する

ここまでの設定だけで、オーガナイザからRakeタスクを実行することができます。オーガナイザの「アクション」アイコンを長押ししてみてください。以下のようにRakeのタスク一覧が表示されます。

200803071020

一覧から例えばdb:migrateなどを選択してみます。以下のようなウィンドゥが開き、実行結果を参照することができます。

200803070852

いかがでしょう。Xcodeを使った開発環境はシンプルで、結構イケてると思いませんか? 個人的にはTextMateを使いたいと思っていたのですが、現時点では日本語の扱いが不自由なので、しばらくXcodeを使いこんでみたいと思います。

さて、ここまでXcode関連の話題のみ書いてきましたが、元ネタのDeveloping Rails Applications on Mac OS X Leopardはとてもわかりやすい良いチュートリアルだと思いますので、Leopard上でRailsの開発を始めたい方は読んでみると良いと思います。

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CotEditorを使ってRubyのコードを簡単にHTMLへ変換する方法

image Blog用に手軽にコードを引用したかったのでMac用のテキストエディタCotEditorからrb2htmlを呼び出すスクリプトを書いてみたら、なかなか良い感じだったのでご紹介。

まずは準備です。

  1. rb2htmlをインストールする
  2. 下にあるスクリプトを~/Library/Application Support/CotEditor/ScriptMenu/配下のどこかへrb2html.rbというファイル名で保存する
  3. rb2html.rbへ実行権を与える(ターミナルからchmod +xする)
  4. CotEditorのメニューからスクリプトメニューを更新する
rb2html.rb
#!/usr/bin/env ruby -Ku
#%%%{CotEditorXInput=Selection}%%%
#%%%{CotEditorXOutput=Pasteboard}%%%

require 'rb2html/factory'

f = Rb2HTML::Factory.get_formatter 'ruby'
print f.format_code( ARGF )

exit

使い方は簡単。CotEditor上で引用したい部分を選択し、スクリプトメニューからrb2htmlを選択します。すると、クリップボードの中に整形されたHTMLが入ります。あとは、ブログエディタなりWebフォームなり、お好きなところペーストしてご利用ください。

rb2htmlは以下の言語に対応していますので、上記のrb2html.rbを少しいじれば他の言語でも同じように使えますよ。

  • Ruby
  • Java
  • JavaScript
  • C/C++/Objective-C
  • Python
  • Haskell
  • HTML/XML
  • CSS

なお、キーワードやリテラルをハイライト表示するためには、別途、スタイルシートを定義しておく必要がありますので、ご注意の程を。

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