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はじめは人が習慣をつくり、それから習慣が人をつくる

このエントリのタイトルは3週間続ければ一生が変わる―あなたを変える101の英知という本の中にあるイギリス人の詩人、ジョン・ドライデンの言葉です。

2006年刊行のやや古い本ですが、最近再読し、この本は一度読んで終りではなく、何度も繰り返し開き、自分の習慣や行動についての振り返りに使う本なのだと理解しました。

本書はサブタイトル「あなたを変える101の英知」の通り、自分の習慣を作るための101のポイントについて、それぞれ4〜5ページ使って説明しているのですが、目次自体、チェックリストとして役立ちます。以下、引用します。

「できない自分」から行動型人間へー行動力
1 天職を見つける
2 考えているより実行する
3 最初の二十一日間を乗りきる
4 小さなことを考えない
5 好敵手を選ぶ
6 具体的で明確な目標を設定する
7 “問題”を前向きに再構成する
8 もっとリスクを負う
9 慣習と反対の道を行く
10 逆境を受け入れる
11 トラブルを偉大な教師と見なす
12 変えられないことを心配しない

「時間のムダづかい」から有効活用ー時間管理
13 日の出とともに起きる
14 一時間早く起きてみる
15 一日のはじめに“プラチナの三十分”をもつ
16 一日二十分、瞑想タイムをつくる
17 通勤時間を“移動大学”にする
18 時間を価値あるものに集中して使う
19 時間を効率的に管理する
20 睡眠時間をけずる
21 孤独になれる時間を確保する
22 腕時計をしないで一日を過ごしてみる
23 毎週、安息日をもうける
24 「心配休憩」をとる

「弱気な自分」から一歩前に出る自分へーポジティブ思考
25 日記ではなく、日誌をつける
26 あやまちから得た恩恵を書きだす
27 問題をリストアップする
28 弱点を自覚する
29 “理想の隣人リスト”をつくる
30 自分専用の“理事会”を招集する
31 「愛のむち」を実践する
32 心が元気になるマントラを唱える
33 英知を与えてくれる本を読む
34 「集中的な読書」をする
35 心を奮いたたせる引用句を集める

「不満・くすぶり」から能力開花へー自己実現
36 眠っている才能を揺り起こす
37 仕事を愛する
38 自分の仕事にもっと高い価値を見いだす
39 いま以上に自分の価値を高める
40 いちばんなりたい人物のようにふるまう
41 「ヒーロー・リスト」をつくる
42 「ゴール・カード」を持ち歩く
43 個人コーチにつく
44 話し方コースをとる
45 マスターマインド同盟を築く

「気分屋」から意識的な生き方へー意識改革
46 視点を変えつづける
47 正直という哲学を身につける
48 失敗する勇気をもつ
49 気分を乗り越える
50 インスピレーションを重んじる
51 本能に耳をすます
52 謙虚になる
53 「日々の行動規範」をつくる
54 報酬だけでなく、プロセスを楽しむ
55 お金を使うときに感謝する

悪いストレスから心身のリフレッシュへー癒しと健康
56 朝、新鮮なフルーツ・ジュースを飲む
57 もっと笑う
58 体という寺院を大切にする
59 「ニュース断ち」をする
60 沈黙の誓いをたてる
61 鳴った電話のすべてには出ない
62 魂のためのリクリエーションを大切にする
63 人を許して重荷をおろす
64 思考に向く環境をととのえる
65 “やすらぎの場所”を見つける

とめどない忙しさから心の豊かさへー発想力
66 ミニ・バケーションをとる
67 自然とまじわる
68 森の中を歩く
69 散歩をするときは目的をもたない
70 つねに本を持ち歩く
71 すべての本を読み終えなくてもよい
72 創造性を刺激する本を読む
73 『モリー先生との火曜日』はぜひ読む
74 音楽の力を享受する
75 ささやかなものを楽しむ
76 もっと写真を撮る

「つきあいべた」から積極的な人脈づくりへー人間関係
77 知らない人に思いやりを示す
78 「愛の口座」に預金する
79 相手を理解し、大切にし、尊敬する
80 きき上手・頼み上手になる
81 いらだちをコントロールする
82 いさぎよく「ノー」という
83 他人のせいにしない
84 “お礼のカード”を常備する
85 三人の親友を見つける
86 いい映画から学ぶ

「仕事人間」から賢い家庭人へー家族愛
87 わが子に楽しい時間をプレゼントする
88 いい親になる技術をみがく
89 家族で食事をとる
90 帰宅する前にリラックスする
91 子どもを手本にする
92 記念日に木を植える

無目的人生から「実りの人生へ」ー目標実現型人生
93 自分から運命を引き寄せる
94 冒険心を取りもどす
95 ライフ・ストーリーを書き直す
96 遺産記述書をつくる
97 喜んでほかの人を手助けする
98 無私無欲で奉仕する
99 一日を一生と見なす
100 今日を最期の日のように生きる
101 自分の人生に目標をかかげる 

目次の73にある『モリー先生との火曜日』も良い本なので、興味があれば合わせてどうぞ。目次の93〜101の内容がさらに心に染みてくると思います。

3週間続ければ一生が変わる―あなたを変える101の英知
ロビン シャーマ Robin S. Sharma 北澤 和彦
海竜社 (2006/02)
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おすすめ度の平均: 4.0
5 シンプルで賢い生き方が自然にできる
5 読みやすい
4 何度も読み返す必要がある本
3週間続ければ一生が変わる (Part2)
ロビン・シャーマ 北沢 和彦
海竜社 (2007/03)
売り上げランキング: 36371
おすすめ度の平均: 4.0
4 正統派の自己啓発書
4 栄養ドリンク
4 最高の自分になるために・・・
普及版 モリー先生との火曜日
ミッチ・アルボム 別宮 貞徳
NHK出版 (2004/11/21)
売り上げランキング: 3605
おすすめ度の平均: 5.0
4 素敵な話だと思う。でも人工呼吸器をつけた豊かな生という選択もあったはず。
5 人は皆死ぬ
5 素敵なことば

このエントリを書きながら知ったのですが、昨年Part2も出ていたんですね。さっそくクリックしておきました。書かなければ知らないままだったわけで、やはり行動力重要ということですかね(^^)

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キャズム

キャズム
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ジェフリー・ムーア 川又 政治
翔泳社 (2002/01/23)
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おすすめ度の平均: 4.5
5 テクから製品の信頼性へ、市場から企業の信頼性への転換はなぜ必要なのかを説く
3 さすがに古くなってきた
5 重要なマーケティングの視点を提供

「キャズム」とは少数のビジョナリー(進歩派)で構成される初期市場から、多数の実利主義者で構成されるメインストリーム市場へつ移り変わるところにある深い溝のこと。

商品ライフサイクルの初期状態におけるハイテク製品独特の特性と、攻めこむためのマーケットセグメントの選びかたなど、新しいサービスを開発して、それを広めたいと考えているいる人にとって非常に参考になると思う。5

以下、本文中で特に重要と感じたポイントのまとめ。

ターゲットマーケットの選びかた(P172)

  • ターゲット・カスタマーについて記述したシナリオをできるだけ多く集める
  • ターゲット・マーケットを選定する委員会を任命。できるかぎり少数で。
  • シナリオに番号を付けて社内に配布し採点、評価し2、3の最終候補へ絞り込む
  • 橋頭堡とするマーケット・セグメントが決定するまで探し続ける

ホールプロダクトを構築するときの留意点(P217)

  • ホールプロダクトの簡略モデル図を作成しホールプロダクトと自社で作る製品、他者に頼る製品を決める
  • すべての関係者の立場からホールプロダクトを見直し、全てのベンダーにメリットがあることを確認する
  • ホールプロダクトをめぐり提携関係を拙速で作らないこと
  • 相手が大企業の場合はボトムアップ、そうでない場合はトップダウンで提携関係を作る
  • 提携関係だけで協力体制が推進すると考えないこと
  • 最も管理しずらいパートナーは自社であることを認識

競争力を高めるポジショニング(P261)

  • ターゲットカスタマー、ホールプロダクト、購入の必然性を明確に規定した価値命題を作成し、そのマーケットセグメントへ照準を定める
  • 顧客の目標を実現するための代替手段を顧客の立場で考える。有効な代替え手段を恣意的に排除しないこと
  • 外部へ発信するメッセージはポジションステートメントに沿ったものとすること
「ポジョションステートメント」の実例。
これは、「(1)」で問題を抱えている
「(2)」向けの、
「(3)」の製品であり、
「(4)」することができる。
そして「(5)」とは違って、
この製品には「(6)」が備わっている。

(1)現在、市場に流通している「代替手段」
(2)橋頭堡となるターゲットカスタマー
(3)この製品のカテゴリー
(4)この製品が解決できること
(5)対抗製品
(6)ホールプロダクトの主だった機能

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